Microsoftは現地時間の2024年1月4日、今後発売されるWindowsPCのキーボードに、「Copilot」キーが搭載されるようになると公式ブログにて発表しました。
キーボードへの新たなキー追加は1994年に「Windows」キーが追加導入されて以来、約30年ぶりの新たなキー追加になるとされています。キーの場所に指定はなくメーカー次第ですが、一般的に「Windows」キーの左右対称位置に置くことを推奨しています。
キーとして取り入れることにより、「Copilot」、そしてAIの浸透を推進していくというMicrosoftとしての方針が表れています。

Microsoft執行副社長兼最高マーケティング責任者のYusuf Mehdi氏は
「この新しいキーは『windows』キーと同様にPCキーボードの核となり、押すとWindows内のCopilot体験を呼び出し、日々の作業にAIを簡単に統合できるようになる。
これにより、人々のコンピューティング体験が簡素化されるだけでなく、さらに拡大され、2024年はAI PCの年となるだろう。」と述べています。
この発言からも分かるように、キーボードという絶対的場所に置くことにより、今後「Windows」キーのように「Copilot」キーを使用したショートカットキーが出てくるといった動きが見られることが予想され、
「Copilot」キーはなくてはならないものとして位置付けされていくことでしょう。

Microsoft Copilotとは
Microsoft CopilotはTeams、Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの各Officeアプリケーションのなかで、
AIツールを用いながら業務サポートを行なってくれるサービスです。
「Copilot」という名の通り業務を副操縦士のようにサポートをしてくれる、そんな機能になっており、Microsoft上に企業のデータがある場合はそれを駆使して業務の効率化を図ることもできます。Microsoft Copilotは昨年2023年12月19日にandroid版、12月29日にiOS版のスマートフォンアプリの配信を開始し、非常に勢いのある形で展開を進めています。

Copilotの今後の展開
Mehdi氏は「日常的にCopilotをシームレスに使用できる」という発言をしています。
これは今後のMicrosoft Copilotに対しての展開を示唆していると考えられるのではないでしょうか。キーを押すだけでMicrosoft Copilotが起動する、そのような導線を作ることによりユーザーのMicrosoft Copilot使用頻度向上に繋げ、これからの時代の新たなスタンダードとして溶け込んでいくのでしょう。
しかし巷では賛否両論、どちらの意見もあるようですので
実際に利用することによりどう変化していくのか、注目していきたいですね。

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◆参考サイト↓
AI で強化された Windows PC の今年の幕開けとして新たに Copilot キーを導入 - News Center Japan (microsoft.com)
新たにCopilotキーを導入、2024年のMicrosoft「AI戦略」- 阿久津良和のWindows Weekly Report | マイナビニュース (mynavi.jp)
Copilot for Microsoft 365 とは？特長や使い方を分かりやすく解説｜クラウドテクノロジーブログ｜ソフトバンク (softbank.jp)
Windows PC、約30年ぶりに新たなキー追加へ。「Copilotキー」とは？（ライフハッカー・ジャパン） - Yahoo!ニュース

◆前回の記事はこちら↓
・TeamsRoomsって何？ 特徴・シチュエーション・おすすめデバイスを解説！